データ保護ソリューション事業
重要データの消失リスクに備えるために
今日、企業活動を支える重要な資料、情報のほとんどがデジタルデータとして保存され、活用されています。その利便性から私たちは多くのメリットを享受している反面、同時に「データ消失」という大きなリスクを抱えているのも事実。ひとたび何らかの原因で重要データが消失すれば、事業継続は困難となり、客先からの信用を喪失する事態にまで発展しかねません。システムビルダー君津はこうしたリスクに備える「データ保護ソリューション」を皆様にご提案いたします。
一般的な「複製保存」では緊急事態に対応できない
火災や地震、落雷、その他自然災害からもたらされる情報機器の破壊、コンピュータウィルスやシステムエラーによるPCトラブル、うっかり操作ミスや盗難といった人為的要因などデータ消失をもたらすリスクはじつにさまざま。仮に外付ハードディスクやCD-ROMなど外部記憶装置にデータを複製保存していたとしても、火災や地震などではその機器やディスクもPC本体と共に破壊される可能性があり、その場合、データ復旧は極めて困難となります。また作業中のデータが消失する要因として落雷による停電が筆頭に挙げられますが、人間が認識できないほど短時間の電圧低下、いわゆる瞬断でも同様の症状が発生します。このように多岐にわたるリスクに備えるには、一般的な複製保存では足りないというのが現実です。
データ消失の主要因
要因 | データ消失のメカニズム | データ復旧の難易度 |
---|---|---|
火災 | 焼失による機器の物理的破壊 | 電子機器は熱に弱いため復旧はきわめて困難。データを複製して保存しておいても多くの場合、その機器やメディアも同時に焼失する。 |
地震など自然災害 | 建築物倒壊による機器破 壊水没などによる機器破壊・復旧困難 |
破壊の度合いが大きければ、データ復旧は困難に。 |
落雷による停電 | 高電圧電流による機器破壊 | 作業中のデータは失われる。HDが損傷すればデータ復旧も困難。 |
瞬断 | 供給電圧(電灯線)の低下でPCの動作が不安定化 | 作業中のデータが失われることがある。 |
PCトラブル | コンピュータウィルスの感染発症 システムエラーなどでPCの動作が不安定化 |
作業中のデータだけでなく、保存したデータも影響を受けることがある。 |
うっかり操作ミス | データ未保存のままアプリケーションを終了 削除すべきでないデータを誤って消去 |
アプリケーションによっては作業中のデータを随時自動的に保存する機能があるが、そうでない場合、復旧は困難。削除したデータはデータ復旧ソフトで再現できる可能性もあるが・・・。 |
盗難 | パソコン、外付ハードディスク、CD-ROMを持ち去られる | 逸失した機器が手元に戻らない限り、復旧は困難。 |
閲覧数 23,285 views | 更新日 11.03.31