私の街の震災の影響ー1年後の大きな地震
昨日の夜は大きな地震がありました。揺れ具合はあの震災の時からしてかなり大きな
もので、こどもたちにヘルメットをかぶせて玄関から出られるように身構えました。
まだあの震災は終わっていない現実があります。放射性物質の汚染や瓦礫の未処理
による問題、そしてみんなの心にある大きな地震の不安、2年目が始まりました。
昨日の夜は大きな地震がありました。揺れ具合はあの震災の時からしてかなり大きな
もので、こどもたちにヘルメットをかぶせて玄関から出られるように身構えました。
まだあの震災は終わっていない現実があります。放射性物質の汚染や瓦礫の未処理
による問題、そしてみんなの心にある大きな地震の不安、2年目が始まりました。
あの時の事は忘れられない。きっとあなたもそうでしょう。
あの時どこにいましたか。誰と何をしていましたか。
あの時ほど自分の家族の安否を心配した事はありませんでした。あなたもそうでしょう。
そんな2011年がもうすぐ終わります。来年になっても心の何処かであの時から動かせない部分があって
来年になってもそれが続くのでしょう。あなたもそうでしょう。
お疲れ様でした。今年の最後まで事故ないよう頑張ってください。
放射能の汚染が食品の安全を脅かしているので、ことし収穫されるコメが大丈夫なのかなと心配していました。私の街君津市でも、検査の結果が出るまでコメの流通を止められていました。売るだけでなく、あげたりしてもいけないという厳しいものでした。
今日検査の結果が出て、放射能の汚染はなかったこと、流通が出来ることが市から伝えられ、一安心しました。今年も知り合いの農家の方からコメを入手出来そうです。
東北のウシも流通が出来るようになり、この流れで食品の放射能汚染の心配がなくなってくれるといいですね。
最近私の住む千葉県君津市では、余震もなく、スーパーに行っても物品が震災前のように並んでいます。私の子供も緊急地震速報の音に怯えることもなくなり、平静さを取り戻したように思っていました。
でも今日営業のためにバイクを走らせていて気づいたことがありました。対向車線を走るドライバーの中にマスクをしている人を幾人も見ました。数台立て続けにドライバーがマスクをしているのはちょっと驚きました。花粉症の時期はもう過ぎているのに。風邪が流行っているとも私は聞いていないので、もしかしたら放射性物質を吸い込んでしまうことを恐れているのではと思いました。
君津市ではまだ放射能汚染については何も聞いていないので、汚染されているのかされていないのかわかりません。ガイガーカウンターを何処かで手に入れて調べて見たくなる人の気持ちも良くわかります。
今晩隣の木更津市の友人の家の近くでホタルを見にいきました。震災や放射能汚染で人々がとても混乱しているのをよそに、今年も短い命を精一杯光らせていました。
毎年ゴールデンウィークは南房総を訪れる県外の人たちでにぎわうのですが、今年はあまりそのようなふいん気がありません。車のナンバープレートを見ても、県外のプレートがあまりありません。普段のゴールデンウィークなら県外プレートは簡単に見つかるのですが。
風評被害なのか自粛ムードなのかわかりませんが、南房総は今がとてもさわやかな季節です。海もきれいですしお魚もうまいです。潮干狩り客が少ないと聞きましたが、木更津のあさりもおいしいですよ。どうぞ明日や今週末遊びにおいでください(まるで観光案内所のようなPR)。
あの地震から1ヶ月半が過ぎて、私の街君津市では地震前の風景にすっかり戻りました。近所の田んぼには新しい稲が植わっていて、ガソリンもペットボトルの水も野菜も戻っています。有り難いことに茨城のなっとうも戻ってきました。
でも人の、特に子供たちの心は地震前のそれには全く戻っていません。ここ数日君津市は大風が吹いて、家の中にいても風の振動を感じます。そのとき私の4歳になる息子は地震が来たと怖がります。あの地震の強烈な記憶を呼び起こしてしまうようでかわいそうです。
私の息子だけでないことを感じたのは、数日前の日曜日に友人の子供と私の息子が近くのマザー牧場に遊びに行って、観覧車に乗ったときの話ですが、その日も風が強く観覧車は風でかなり揺れました。そのときも私の息子と友人の3歳になるお嬢さんが「地震だ、地震だ」と大騒ぎしていました。ほんとうに幼い子供たちには怖かったんだと思いました。地震もそうですが今吹いている強い風も収まってほしいと思います。
私の住む君津市は震災から3週間以上たって、震災前のふいん気に戻りつつあるようです。あれだけ長蛇の列だったガソリンスタンドに並ばずに入れます。水のペットボトルは自販機でも買えます。あれだけ続いた停電もないので、震災の最中にあることを忘れそうになっていました。しかし夕方家族と食事していた時あの緊急地震警報の、あの不気味な音が聞こえ、子どもが怖がるのをなだめることになり、現実に引き戻されました。まだ震災の最中だったことを。
幸い地震が起きずほっとしているところを見ると、自分も地震が怖いんだということを実感しました。そう、まだ何も終わっていないのですね。
水道水が放射性物質に汚染されているのではと、とかく不安に思っている方が多いので、正確な情報がいつもそばにあればと思います。私の街は木更津を流れる小櫃川を水道水の水源としています。2日に一度ほど水道局からメールが届き、安全だということを知らせてくれます。これがとても安心感を与えてくれます。今日もメールが届きました。安全ですと。
安全なら安全と、危険なら危険とはっきり、正確に知らせてくれればみんなの安心になるのです。
やはりと言うか、昨日の水道水の汚染のニュースで、スーパーからミネラルウォーターが消えていました。結局我が家は自動販売機の水を一台につき2本か3本買わせて貰いながら、自転車で息子を後ろに乗せながら走っていました。
意味のない行動のようにも思いながら、情報の出し方のマズさがこのようなヒステリーを生んでいるのでしょう。「乳児には使わないように」とだけ発表し善後策を何も言わないのは無責任な情報の発信だと思います。乳児は水がないと生きられないことをもっと感じつつ発表して欲しかった。集団ヒステリーが起こるのは当然です。自分は情報処理屋の端くれとして 、いかにユーザーが受け止められる情報を知らせるかに腐心しているので、今回の情報の出し方はとても残念です。
計画停電が夕方6時20分から始まりまして、家族4人で懐中電灯のもと思い思いに時を過ごしていました。8時前に知人に電話したらすでに電気が来ているとのこと、あまり我が家から離れていないのになぜ我が家は停電しているのかと思ったところ妻の一言「電気のスイッチ入っている?」と言われて、スイッチを入れたら我が家にも電気は来ておりました。我が家だけ停電を実行していたようで大爆笑しました。震災以来こんなに笑ったのは初めてでした。
冷たい雨が降り続き寒い日でしたが、停電も地震もない久しぶりに普通の日でした。今まで地震でもないのに揺れているように感じる感覚(地震酔いと言うらしい)が少し収まりました。