議事録がなかった事に思うこと
今問題になっている大震災の対策会議の議事録がなかった事について、歴史に残す義務を意識しなかったのかと責められていますね。情報を扱う商売をしている者として当時の事を推察しますが、おそらくあまりにも切迫している状況だったので、記録を残すべき立場の人が決まりきった書式に議事を起こすのが難しいと感じたのでしょう。
確かに平時ではなく未曾有の有事に置かれた場合、普段なら踏む手順でさえハードルが高く感じる事もあるでしょう。そのような時に最低限の記録を残しておく手段として、ツイッターやFacebookのように友達だけで情報を共有出来るツールを活用してみるといいと思います。
雑多な情報の入れ物のように思われるツールかもしれないですが、情報を皆で共有しておく事で、ほぼ確実に記録を残せます。さらに誰かがフォローする事で情報の精度を上げる事も可能です。非常時には通常の手法を無理に踏む必要はないと思います。非常時にできる事をして、落ち着いた時に通常の手法に戻ればいいのです。