私の街の震災の影響 1ヶ月半を過ぎて
あの地震から1ヶ月半が過ぎて、私の街君津市では地震前の風景にすっかり戻りました。近所の田んぼには新しい稲が植わっていて、ガソリンもペットボトルの水も野菜も戻っています。有り難いことに茨城のなっとうも戻ってきました。
でも人の、特に子供たちの心は地震前のそれには全く戻っていません。ここ数日君津市は大風が吹いて、家の中にいても風の振動を感じます。そのとき私の4歳になる息子は地震が来たと怖がります。あの地震の強烈な記憶を呼び起こしてしまうようでかわいそうです。
私の息子だけでないことを感じたのは、数日前の日曜日に友人の子供と私の息子が近くのマザー牧場に遊びに行って、観覧車に乗ったときの話ですが、その日も風が強く観覧車は風でかなり揺れました。そのときも私の息子と友人の3歳になるお嬢さんが「地震だ、地震だ」と大騒ぎしていました。ほんとうに幼い子供たちには怖かったんだと思いました。地震もそうですが今吹いている強い風も収まってほしいと思います。